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英語の間違い探し:段階別に出てくるミスの種類(小学生向け)

公開日 2026年10月19日

英語の間違い探しは、どの段階でも見た目は同じ——「間違いを見つけて直しましょう」——ですが、文に隠れている間違いは大きく変わります。始めたばかりの子どもが探すのは抜けている大文字。高学年になると、8文の短い文章の真ん中にある動詞の形1つ、ということもあります。

どの段階でどんな間違いが出るかを知っておくと、お子さまが実際に出会う問題に合わせて練習できますし、まだ先の段階の間違いに気づけなくても心配せずにすみます。

この記事は、ProofreadEasy を作るときに使った「段階」に沿っています。11種類のミスと45のルールを、ふつう出てくる段階で取り入れていく考え方です。なお、日本の小学校では小3・小4で外国語活動(聞く・話す中心)、小5・小6で教科としての外国語が始まり、読み書きが本格的になるのは小5からです。そのため、以下の「ステップ1・2」は学年ではなく、英文を読み書きし始めた最初の段階と考えてください。教材や進度は学校によって異なるので、目安としてご覧ください。

小学生の間違い探しに出る11種類のミス

間違い探しに仕込まれる間違いは、ほとんどが次のどれかです。

  1. スペル——becuase → because
  2. 大文字とピリオド——tom is here → Tom is here.
  3. 句読点——dont → don’t
  4. 冠詞 a / an / the——a apple → an apple
  5. 複数形——two cat → two cats
  6. 主語と動詞の一致——he go → he goes
  7. 時制——I eated → I ate
  8. 前置詞——in Monday → on Monday
  9. 代名詞——Me like it → I like it
  10. 比較級・最上級——more taller → taller
  11. 語の選び方——their is → there is

種類は積み重なっていきます。高学年の文章にも大文字や複数形の間違いは出てきて、そこに新しい種類が加わります。だからこそ、最初に身につける習慣が大切です。

ステップ1:文の「最初」と「最後」

文は短く(4〜7語)、1文に間違いは1つ。文の「見た目」に関する間違いが中心です。

  • 文の最初は大文字:my cat is black. → My cat is black.
  • 「I」はいつも大文字:Mum and i went home. → Mum and I went home.
  • 人の名前・曜日・月:We swim on monday. → We swim on Monday.
  • 文の終わりにピリオド:I like apples → I like apples.
  • a か an か:I ate a egg. → I ate an egg.(発音しない h の前も an:an hour)
  • 数のあとは複数形:I have two pencil. → I have two pencils.
  • よく使う単語のスペルの落とし穴

家でできること:文を読むたびに「最初と最後」——最初の単語、最後の単語、名前——を確かめます。これだけでこの段階の間違いの多くが見つかります。現行の学習指導要領でも、小5・小6の「書くこと」の目標に、大文字・小文字を活字体で書くことが挙げられています。

ステップ2:数・人・時

文の意味を理解しないと気づけない間違いが出てきます。1文に間違いが2つあることも増えます。

  • is / are、was / were:There is two cats in the classroom. → There are two cats…
  • has / have:They has a new teacher. → They have a new teacher.
  • 動詞の -s:She play the piano. → She plays the piano.(逆に They plays → They play)
  • 時を表す語があるときの過去形:Yesterday we visit Grandma. → …we visited Grandma.
  • いろいろな複数形:boxs → boxes、babys → babies、childs → children
  • 時と場所の前置詞:in Monday → on Monday、at the kitchen → in the kitchen
  • 代名詞:Him is my friend. → He is my friend.、This is me book. → This is my book.
  • 語尾をつけるときのスペル:runing → running、makeing → making

「いくつ? 誰? いつ?」の3つの問いで、この段階の文法の間違いはほぼ見つかります。日本語には動詞の人称変化や名詞の複数形がないので、日本語を母語とする子どもはこのあたりを「耳」で見逃しがちです。文法の説明は GrammarEasy の複数形・単数形や時制ミスを減らす基本ルールが参考になります。

ステップ3:句読点と動詞の形

まだ1文ずつですが、ピリオド以外の句読点や、動詞の形が増えます。

  • クエスチョンマーク:Where is my bag. → Where is my bag?
  • 並べるときのコンマ:I like apples pears and grapes. → I like apples, pears and grapes.
  • 短縮形:I dont know. → I don’t know.
  • Yes / No のあとのコンマ:Yes I can. → Yes, I can.
  • 不規則な過去形:We goed to the park. → We went…
  • did・will・is のあと:did not went → did not go、will goes → will go、is play → is playing
  • do / does:Do he like rice? → Does he like rice?
  • 余分な「the」:We play the football after school. → We play football…
  • 代名詞の形:Come with I. → Come with me.、She hurt himself. → She hurt herself.

家でできること:疑問文は語尾を上げて読みます。疑問文を「耳で」感じられる子は、クエスチョンマークを忘れにくくなります。

ステップ4:短い文章と、話全体を読まないと見つからない間違い

ここからは、1文ずつではなく5〜6文の短い文章になることが多く、各文の間違いは多くても1つです。文章全体を読まないと気づけない間違いもあります。

  • 話全体の時制:Last Saturday we went to the beach で始まる話で、急に We build a sandcastle. とはなりません → We built…
  • he か she か:主人公がおばあちゃんなら、He made us lunch → She made us lunch
  • 所有を表すアポストロフィ:Toms bike → Tom’s bike
  • 過去分詞:She has went home. → She has gone home.
  • 決まった組み合わせの前置詞:good in maths → good at maths、afraid from dogs → afraid of dogs
  • 比較級:more taller → taller、beautifuller → more beautiful、the most big → the biggest、gooder → better
  • まぎらわしい語:their / there / they’re、to / too、then / than、its / it’s、your / you’re、were / where
  • 副詞:She runs quick. → She runs quickly.

まず文章全体を読んでから探します。話の内容をつかまずに1文ずつ確かめると、時制や代名詞の間違いを見逃します。見直しの4ステップが「まず意味をつかむ」から始まるのはそのためです。

ステップ5・6:長めの文章と、細かい語の選び方

文章は長く(6〜8文)なり、間違いも増えます。これまでのすべての種類に加えて、語の形の間違いが2つ加わります。

  • -ed か -ing か:I was very boring in the lesson → I was very bored…(an interested film → an interesting film も)
  • 名詞か形容詞か:The garden is very beauty. → …very beautiful.

この段階で難しいのは、新しいルールよりも集中力と根気です。文章の最後まで手順を守りつつ、時間をかけすぎないこと。中学英語へのいい準備にもなります。

家でできること:週に1回、短い文章を時間を計って解きます。速さを競うのではなく、1つの文章にどれくらいかかるかを知っておくためです。

よくある質問

いちばんよく出る間違いは何ですか?

どの段階でも多いのは、大文字とピリオド、主語と動詞の一致(is / are、動詞の -s)、時制、複数形です。高学年になると、their / there、then / than などのまぎらわしい語も増えます。

小6なのに、大文字のような基本の間違いを見逃します。問題ですか?

よくあることです。大文字やピリオドは理解しやすい一方、文が長くなると飛ばしやすくなります。どの文章でも「最初と最後を見る」手順を加えると、たいてい数週間で改善します。

間違い探しの問題には、間違いがいくつありますか?

教材やテストによります。1文ずつの問題なら各文に1つ(ときに2つ)、高学年の文章問題なら、間違いのある文とない文があり、いくつ探すかは問題文に書かれていることが多いです。

「主語」「過去分詞」などの文法用語を覚える必要はありますか?

必ずしも必要ありません。「2匹だから are」と言える子は、用語を知らなくても主語と動詞の一致を理解しています。用語はあとで役立ちますが、まずは間違いに気づいて直せることが先です。


ProofreadEasy はこの段階に沿って作られています。お子さまの学年を選ぶと、毎回その段階の種類の間違いが出てきて、保護者の方は一つひとつの解説を日本語で読めます。App Store で近日公開——遊び方を見る。